以前の記事で、自動車用の電動空気入れでクロスバイクに空気を入れる方法を書いたが、それには次のような課題があった。
- ねじ式のバルブアダプタをチューブのバルブに接続・取外しするのが面倒
- 空気入れの電源の取り回しが面倒
今回はそれらを解決する決定版のソリューションを確立したので紹介する。
用意するもの
充電式の空気入れ
充電式の空気入れを使用することで、電源コードの取り回しの手間が省ける。クロスバイクの規定の空気圧 (多くの場合 100psi ≒ 700kPa) 以上の圧力に対応しているものを使用する。
下記の機種は安価ながら必要十分の圧力を供給でき、指定した空気圧で自動的に停止する機能があり便利である。充電は USB Type-C でできる。
ワンタッチのバルブアダプタ
チューブの仏式バルブにワンタッチで接続できるアダプタを見つけた。界隈では一生物と言われるほど定番らしい。ねじ込みが不要なので接続・取外しが非常に楽である。
レバーが横型のものと縦型のものがあるが、お好みで良いと思う。
ホース
バルブアダプタを空気入れに接続するのに使用する。空気入れに接続しない側のアダプタは、使用しないのでカッターで切断する。
ホースバンド
バルブアダプタとホースを固定するのに使用する。
完成品
完成したのがこちらのセットである。バルブアダプタはバルブの太さに合わせて若干の調整が必要となるが、同じ太さのバルブでしか使わないなら以後はそのままで良いと思う。
バルブアダプタを仏式バルブに接続するときのコツとして、
- 奥まで差し込みすぎない (空気が漏れるので)
- バルブアダプタと垂直を保つ
ことに気をつけると良い。

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