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持ち歩く AC アダプタの種類を減らすため、Panasonic 製ノート PC「Let’s note CF-RZ6」を USB Type-C の Power Delivery で充電したい。
Power Delivery (PD) とは
USB Type-C に対応した給電規格のこと。
Type-C ケーブルを使用して、対応機器に 5V, 9V, 12V, 15V, 20V の電圧、最大 5A の電流を供給できる。
CF-RZ6 の純正 AC アダプタの規格
付属の純正 AC アダプタは「CF-AA62J2C」という型番で、出力側は「DC16V、2.8A (44.8W)」、センタープラスのプラグになっている。
と言うことで、USB-PD の規格だと、15V が一番近い電圧となる。
用意するもの
- USB-PD 充電器
- USB-PD トリガーケーブル
USB-PD 充電器 (45W 以上)
前述の通り、純正 AC アダプタの出力が 44.8W なので、45W 以上の USB-PD 充電器を用意する。
今回は RAVPower の「RP-PC133」という型番の充電器を購入した。120g と軽量ながら、5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3.25A (最大 65W) を供給できる。このうち「15V、3A (45W)」の出力が CF-RZ6 の AC アダプタとだいたい同じとなる。
なお現在は Amazon では RAVPower の製品を取り扱っていないようなので、Amazon で買いたいなら Anker 等の製品が候補となる。
USB-PD トリガーケーブル
USB-PD 充電器から指定の電圧を取り出すケーブルのこと。
今回は「共立エレショップ」で「PDC003-15V」という型番のケーブルを購入した。出力側の規格は、外径 5.5mm、内径 2.1/2.5mm 両対応でセンタープラスの DC プラグとなっており、CF-RZ6 に適合する。
同じ規格ならなんでも良いと思うが、PC 側のコネクタは L 字型の方が使い勝手が良いと感じた。
※ CF-SV9 などのように、そもそも Type-C 充電に対応している機種であれば、指定容量以上の充電器と Type-C ケーブルを使用すれば良い。
結果
上記の充電器、ケーブルを CF-RZ6 に接続したところ、無事充電できた。ただし、AC アダプタが純正品でない旨の警告メッセージが起動時に表示される。
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