前回とりあえず起動だけしてみた Raspberry Pi だが、何か出力しないと始まらないので、GPIO 端子からの出力を試してみた。
用意するもの
- 普通のテスター
スクリプト
GPIO 端子を制御するには、/sys/class/gpio/ 以下にあるデバイスを操作すれば良いらしい。今回は以下のページで紹介されているシェルスクリプトを使わせていただいた。
$ ~/gpio_blink.sh
#!/bin/bash
# GPIO 4 に出力
echo "4" > /sys/class/gpio/export
echo "out" > /sys/class/gpio/gpio4/direction
for ((i=0; i<10; i++)); do
echo "1" > /sys/class/gpio/gpio4/value
sleep 1
echo "0" > /sys/class/gpio/gpio4/value
sleep 1
done
echo "4" > /sys/class/gpio/unexport
$ chmod +x ~/gpio_blink.sh
テスターを接続
RPi Low-level peripherals によると、Raspberry Pi のピン配列は下図のようになっている。今回は GPIO 4 に出力するので、テスターの + を GPIO、- を GND に接続する (短絡したらいけないので、本当はピンを取り出しておくべき)。定格電圧は 3.3V となっている。
動かしてみる
準備が整ったので、実際に動かしてみる。
$ sudo ~/gpio_blink.sh
そのときの様子がこちら。
この通り、無事出力することができた。
コメント